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中古パソコン選びのヒント

5.メモリ・HDD・光学ドライブ

1.中古パソコンの特徴 2.中古パソコンの種類 3.中古パソコンはこんな人に
4.CPUをチェックしてみよう 5.メモリ・HDD・光学ドライブ 6.OSのことも忘れずに
7.商品ページでわかること 8.後々のことも考えよう [トップページに戻る]

 ここでは、CPUと並ぶ主要スペックであるメモリ(RAM)とHDD(ハードディスク)、そしてソフトの使用やデータの記録に欠かせない光学ドライブについて記述しています。

【メモリ】
 正確にはメインメモリと呼び、CPUとデータをやり取りする装置を指します。RAM(Random Access Memory)とも呼ばれます。一時的にデータを保存しておく場所で、この容量が大きいほど、また、転送速度が速いほど、効率の良いデータ処理ができることになります。
64MB ... Windows2000までが導入可能。ネットや簡単なソフトのみ。
128MB ... Windows XP導入可能。オフィスソフトが使用可能。
256MB ... Windows XP導入時の標準容量。XP対応のソフトの多くを使用可能。
512MB ... Windows Vista(HB)が導入可能。
1GB ... Windows Vista(HP/B/U)の推奨容量。
 メモリ容量の目安としては上記のようになっています。容量によって、導入できないソフトが出てきますので注意が必要です。現在、中古パソコンのほとんどは 128〜256MBの容量です。一方、新品の方は Vista の導入が前提になりますので、今後の新製品は512MB〜1GBが標準になりそうです。
 ここで問題になるケースは、オンボード・ビデオ搭載機種で、グラフィックメモリ(ビデオメモリ)をメインメモリから割り当てる場合です。主に中古ノートがこのケースに当たります。この場合、メインメモリ256MB、グラフィックメモリ64MBとすると、メインメモリは最小で192MBにまで減少することになります。256MBを必要とするグラフィック機能使用ソフトであれば、動作に支障をきたす可能性が出てきてしまいます。ビデオチップ搭載の機種はスムーズなグラフィック処理を実現しますが、メモリ容量の点では要注意です。
 ところで、現在、ほとんどのメモリは、DIMM、またはノート用に小型化した SO-DIMM という規格に従ってつくられています。DIMMはさらにいくつかの規格に分けることができ、主なものは以下の3種類となっています。それぞれに互換性はありません。メモリの性能を判断する基準にすることができます。
SDRAM : 旧型のメモリ。古めの中古パソコンの多くに装着されている。
DDR SDRAM : 2002頃から普及。転送速度が SDRAMの2倍となる。
DDR2 SDRAM : 2004年頃から普及。DDR SDRAMよりも高速で省電力。
 ショップによっては、有償のメモリ増設サービスを実施しているところもあります。メモリは多くて困ることはなく、メモリ自体も決して高額ではありません。数千円で128MB〜256MBの増設が可能です。金額によっては検討してみるのも良いでしょう。ただし、機種によっては増設できないものもあります。確認に手間取るよりは、ワンランク上の中古パソコンを探した方が面倒はないかもしれません。

【HDD(ハードディスク・ドライブ)】
 HDDはデータを記録しておくところです。メモリは電源を切るとデータも消えてしまいますが、HDDは消えません。容量は年々大きくなっており、現在、100〜200GBのHDDを備えるパソコンも珍しくなくなりました。中古市場でも時折見かけることができます。
10GB ... ネットしかしない、という人ならこれでもOK。
20GB ... 文書ファイルだけなら大量に保存できます。
40GB ... 画像ファイルを保存しておくならこのくらいは必要。
80GB ... 動画ファイルを保存しておくならこのくらいは必要。
 中古パソコンの多くは、デスクトップなら20〜80GB、ノートなら10〜40GBの範囲となっています。新製品では、80GB以上が標準となりつつあるようです。動画を扱うと一本で数GBを要しますので、40GBくらいはあっという間に埋まってしまいます。データの保存には、他に、外付けハードディスク、記録用CDや記録用DVD、USBメモリなどがあります。容量不足対策のみならず、普段データを守るためにも、いずれかの退避手段を講じておいた方が望ましいでしょう。
 ショップによっては、HDDの増設・置換サービスを実施しているところもあります。工賃込みでもさほど高くはありません。中古パソコンでは大容量のHDDは稀少ですので、検討しても良いと思います。

【光学ドライブ】
 光学ドライブにはいくつかの種類があります。
CD-ROMドライブ : CDの読み込み専用。CD-ROMが使用可能。
CD-R/RWドライブ : CDの読み込みに加え、書き出しも可能。
DVD-ROMドライブ : CDとDVDの読み込み専用。
コンボドライブ : DVD-ROMドライブ とCD-R/RWドライブを一つにしたもの。
記録型DVDドライブ : CDとDVDの読み込みと書き出しの両方に対応。
 ドライブ名で、末尾に「R」がついているものは、一度のみの書き出しが可能であることを意味します。一方、「RW」がついているものは、複数回の書き出し(書き換え)が可能であることを意味します。
 とにかく困った状態になっていたのが、記録型DVDの規格問題。あまりにも乱立し過ぎて様々な名前のドライブ名が誕生することとなりました。互換性も完全ではなく、ドライブによっては再生できないこともあり得ます。新製品であれば、主流はDVDスーパーマルチ・ドライブとなっており、これならほとんどの規格を扱うことができます。ただし、中古市場ではまだあまり出回っていません。中古では圧倒的にCDのみのドライブが主流です。DVDでも、多くはDVD−ROMドライブか、コンボドライブとなっています。
規格 DVD-R DVD-RW DVD+R DVD+RW DVD-RAM
DVD−R/RW O O X X X
DVD+R/RW X X O O X
DVD±R/RW O O O O X
DVDデュアル O O O O X
DVDマルチ O O X X O
DVDスーパーマルチ O O O O O
 上記は、DVDドライブ名称と主要な記録用DVD規格の対応表です。これ以外にもDVD規格はたくさん存在します。また、ドライブ名は固定した規格名ではなく、製造元が自由につけているものなので、対応するDVD規格の種類は保証されるものではありません。特に初期は用語自体も乱立していました。どのDVD規格に対応しているかは、製造元サイトの製品仕様ページで確認することができます。
 また、「DL対応」という言葉が添えられている時は、DVDへの二層書き出しが可能なことを表します。DL対応のDVDスーパーマルチドライブを、DVDハイパーマルチドライブとも呼び、新製品はほとんどがこのタイプです。ただし、言葉自体はさほど普及はしておらず、「スーパーマルチ」のままで表記されることが多いようです。
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