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中古パソコン選びのヒント4.CPUをチェックしてみよう
CPUとは、Central Processing Unit(中央演算処理装置)の略。パソコンの頭脳に当たります。性能は、クロック数、IPC(クロックあたり命令処理数)、システムバス・クロック、キャッシュ容量などによって判断されます。CPUはパソコンの性能を最も左右する部分であり、中古パソコン選びでも、特に慎重に検討したいパーツです。 【Intel : Pentium II / AMD : K6-2】 1997年から1998年にかけて登場。旧世代のCPUで、中古パソコン市場ではほとんど見られなくなりました。まれに激安パソコン(デスクトップで1万円以下、ノートで2万円以下)に搭載されていることがあります。 クロック数は、Pentium II で最大450MHz、K6-2 で550MHzとなっており、ネット環境、オフィスソフト導入のギリギリのスペックとなっています。とりあえずネットが見れればいい、ビジネス用で古いソフトが動く程度でいい、あるいはテスト用、子供のお遊び用などに割り切った方がよいでしょう。 【Intel : Pentium III / AMD : Athlon】 1999年に登場。現在、いずれも、デスクトップの中古市場ではあまり見かけません。低価格のものに搭載されていることが時折あるくらい。しかし、中古ノートではよく見かけ、これは、ノートパソコン用に、モバイルPentiumIII、モバイルPentiumIII-Mが製造されたため。デスクトップ向けよりも息の長い製品となりました。 Pentium III のクロック数は450MHz〜1.2GHz、モバイル用では、1.4GHzまでのものが生産されました。Athlon の方は Pentium III と比べ安価で、しかし同等以上の性能を示していました。周波数は500MHz〜1.4GHz。どちらも 600〜700MHz以上であれば、WEBブラウザのIE6、オフィスソフトのOffice2003 といったソフトが無理なく導入できます。ネットやビジネス用であれば何とか間に合うレベルと考えてよいでしょう。 【Intel : Pentium 4】 現在の中古パソコンの主力。ロングセラーとなりましたが、いくつものバージョンがつくられ、わかりにくいのが難点です。前半はクロック数にアルファベットが付加されて(2A GHz, 3E GHz といった具合)区別できるようになっています。後半はプロセッサ・ナンバー制が導入されたため、より容易に区別ができるようになりました。例えば、Pentium 4 641 と言えば、クロック数3GHz・システムバス800MHzの性能であることがわかります。しかし中古パソコンのスペック表示では省略されることが多いのが現状です。 後半はさらに、ハイパースレッディング(HT)機能が加わり、さらなる高速化が図られています。HT機能を有効にするには、Windows XP以上のOSが必要です。クロック数は 1.3GHz〜3.8GHz。ノート用も多数作られ、モバイルPentium4-M、Pentium4-M、Mobile Pentium4などの製品が存在します。いずれも中古パソコン市場ではコストパフォーマンスが良く、最もスタンダードな選択と言えます。 【Intel : Celeron / Celeron D / Celeron M】 Pentium の2次キャッシュを減らすなどして、機能を制限して低価格化を図ったのが Celeron です。ベースとなったのは Pentium II、Pentium III、Pentium 4 で、これらよりも速度はやや劣ります。そして非常に区別がつけにくいのが現状で、どの Petntium のどのバージョンをベースにしたものかは、クロック数やシステムバス、2次キャッシュなどから推測するしかありません。中古ユーザー泣かせのCPUとなっています。 中古市場での中心は Pentium 4 をベースにしたもの。ノートパソコン用のものは、モバイルCeleronと呼ばれます。Celeron搭載機は安価になりがちですが、新品時ほどの差はないようです。現在、Pentium 4 搭載機と同様大量に出回っており、低価格中古パソコン市場を支えています。速度にこだわらなければ、Pentium 4 が対応するソフトがほぼ使用でき、リーズナブルな選択です。 近年ではデスクトップ向けを Celeron D(Pentium 4 がベース)、ノート向けを Celeron M(Pentium M または Core Soloがベース)として供給されています。いずれも中古市場で徐々に出回り始めています。これらは新しい割には安価なことが多く、特に Celeron M は Pentium M搭載機がまだ高価なため、買い得感が高くなっています。 【Intel : Pentium M】 Intel 初のノート専用CPU。Pentium 4 のようにクロック数を上げるのではなく、他の部分を効率化して高性能化を図っています。そのため、クロック数が低くても高速で動作します。また、低電力で放熱量が抑えられているため、長時間の仕様には最適です。 ノートパソコンではきわめて魅力的なCPUですが、元が高価だったこともあり、Pentium 4 や Celeron 搭載機と比べると若干割高です。しかし今後徐々に下がってくると思われますので、ここしばらくは狙い目と言えます。 【Intel : Pentium D】 Pentium 4 のコアを二つ搭載したCPU。いわゆる Dual Core。実質上、デスクトップ専用となっています。非常に高速ですが、消費電力が高く放熱量も大きいのが難点です。ただし、新品の割にはかなり安価で提供されていました。中古パソコン市場ではまだ稀少で、ほとんど出回っていません。金額はかさみそうですが、ハイスペック機を目指すなら割安感の大きい選択肢にはなりそうです。 【Intel : Core / Core 2】 Pentium M と同様に、クロック数以外の部分を効率化することで高速化を実現しています。Core は主にノートパソコンに装備され、シングルコアの Core Solo とデュアルコアの Core Duo があります。中古市場ではまだあまり見かけません。見かけてもまだまだ高価です。価格面では Pentium M に、性能面では後継の Core 2 に劣りますので、中古市場ではやや中途半端なポジションではあります。あえて Core を選択必要はないでしょう。 後継の Core 2 は非常に性能が良く、中心モデルはデュアルコアの Core 2 Duo となっています。デスクトップ用とノート用があります。現行の人気モデルなので、中古市場で Core 2 が出回るようになるのはもう少し先になりそうです。見かけても値が下がることは考えにくく、すぐに飛びつかず、新品の方の価格と比較してから判断した方が良いでしょう。 【AMD : Athlon XP / Mobile Athlon 4】 Athlon XP は主にデスクトップ用、Mobile Athlon 4 はノートパソコン用。また、ノートパソコン向け名称として、Athlon XP-M も 使われています。これらのタイプからモデルナンバーが導入されています。例えば、2400+(2GHz)という表記があれば、Pentium 4 の2,4GHzCPUに相当する性能を持つと考えることができます。 これらのCPUはIPC(クロックあたり命令処理数)がPentium 4 よりも大きいために、Pentium 4の動作クロック数と単純に比較できないことになっています。 いずれも自作やBTOでは安価で性能も良いために重宝がられましたが、主要メーカー品にはほとんど装備されていません。そのために中古市場ではあまり出回っていません。購入を検討する時は、Pentium 4 相当としてモデルナンバーで比較するようにしてください。 【AMD : Athlon 64 / Athlon 64 X2 / Turion】 Athlon 64 は Pentium 4 クラスの性能で、より低電力で放熱量が少ないのが特徴。Athlon 64 はシングルコアですが、Athlon 64 X2 はデュアルコアで構成され、Core 2 Duo とよく比較されます。現時点では後発の Core 2 Duo の方が高性能のようです。なお、Turion はノートパソコン向けモデルで、同様に、Turion 64、Turion 64 X2 といった名称が付けられています。 いずれも自作やBTOでは良く使われていますが、中古市場ではまだほとんど出回っていません。比較的安価なため、特に Athlon 64 X2 は高価な Core 2 Duo 搭載機の代替として考えてもいいかもしれません。。 【AMD : Duron / Sempron】 Duronは Athlon の廉価版、SempronはAthlon XPまたはAthlon 64の廉価版です。2次キャッシュの容量を減らすなど、機能を制限して低価格化を実現しています。Sempronにはモデルナンバーが付けられおり、これはCeleronと比較した数値と言われています。例えば、3000+(1.6GHz)という表記は、Celeron3GHzに相当する性能であると解釈できます。 Duronを見かけるのはごく希ですが、Sempronは徐々に増えてきている状況です。性能的には Celeron を想定して比較してみると良いでしょう。 【Transmeta : Crusoe/ Efficeon】 Crusoe(クルーソー)は、ノートパソコン用のCPU。Intel と AMD が、まだデスクトップ用CPUをノートに流用していた頃(2000年)に登場しました。消費電力が低いのが特徴で、一時は多くのモバイルパソコンに搭載され、それらが現在、中古ノートとして出回っています。ただし、パフォーマンスは同クロックのIntel社製・AMD社製CPUよりも若干劣るようです。 一方、Efficeon(イフィシオン)は Crusoe の後継。こちらもごく一部のノートに採用されましたが、絶対量は少なく、ほとんど見かけることはありません。一般にはあまり知られていないブランドですが、ライトユースあれば特に敬遠する必要はないでしょう。 | ページ情報 中古パソコン、BTOパソコンに関する基礎知識や動向を記事にしたものです。失敗しないパソコン選びのために、購入の際の参考にでもしてください。 新製品情報
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